From Tokyo to Auckland

 例によって移動編です。東京からオークランドまでは直行便があるのですが、今回は航空券代をケチるためにキャセイパシフィック航空の香港経由便を使いました。香港はデモの影響もあり、一時は飛行機が欠航になったりと大混乱のようですが、幸い予約していた便には影響は出ず。トランジットエリアからは出なかったということもありますが、特にデモ隊と鉢合わせするということもなく、実に平和なトランジットでした。直前まで出発するゲートが決まらず、あの広い香港国際空港内を彷徨っていたことを除けば。オーストラリアに行くときも香港経由便を使った方が良かったのではという考えが一瞬脳裏をよぎりますが、とはいえやはり安全第一。それに、エコノミークラス利用のトランジット便はけっこう疲れますので...。横になって寝たい。貧乏人はつらい。

 オンラインチェックインシステムを利用してネトストの如く空席を漁り、せっかく通路側の座席を確保していたのに、奥様と一緒の席がいいとのたまう老紳士に席を譲り、真ん中の席へ。隣のクチャラーのデブオヤジに悩まされながらもオークランドに到着。デブは航空券に追加料金を払うべき。オークランド国際空港は写真のような謎のオブジェクトが出迎えてくれます。ニュージーランドは2019年10月からETA(電子渡航認証)が必要になるのですが、渡航したのは2019年9月ですのでギリギリ不要な期間でした。医薬品の持ち込みには処方箋がいるということで、わざわざ行きつけの病院で英文の処方箋をゲットしていたのですが、"Hello! How Are You!"なる中学1年生が最初の授業で習うレベルの英会話だけで入国審査は突破。ついでに空港内の売店で日本で予約していたSIMカードをゲット。空港からSkybusに乗ってオークランド市内に向かいます。Skybusはオーストラリアと異なり1階建て。Skybusは日本からでも予約できるようで、送られてきたQRコードを見せるだけで乗ることが出来ます。受付に立っていたお兄ちゃんはどこそこで降りればいいよ、みたいなことを教えてくれるのですが、早口でもごもご喋るので何度か聞き返す羽目に。英語力のなさが露呈します。

 クチャラーデブオヤジ以外は実に順調でネタがないので、キャセイパシフィック航空の機内食シリーズ。エコノミークラスなのでどうにも見栄えがしないのですが、今まで乗った中では比較的日本人の口にも合う味付けかと思います。あと機内エンターテインメントが充実しているのがいいですね。空の上でセンチメンタルクライシスが聴ける不思議。かぐや様は書記ちゃんのダンスが好きです。シャミ子がときどき書記ちゃんに聞こえるんですよね。まちカドまぞくは今年5本の指に入る当たり作品。もっとも、機内ではELISAのベストアルバムばっかり聴いていましたが。ちなみに機内のイヤホンの音質は実にしょぼいので、自前のを持っていくといいです。